○千葉県市町村職員共済組合職員の人事評価に関する規程
令和4年6月30日
公告第18号
千葉県市町村職員共済組合職員の人事評価に関する規程(平成24年公告第35号)の全部を改正する。
(目的)
第1条 この規程は、千葉県市町村職員共済組合定款第31条第5項の規定に基づき、職員の能力開発及び人材育成、職務能率の向上、勤労意欲及び満足度の維持向上、職場における問題の解決並びに公正な処遇の基礎資料とするために実施する職員の人事評価について必要な事項を定めるものとする。
(1) 人事評価とは、能力評価及び実績評価を、職員人事評価システムを用いて行うことをいう。
(2) 能力評価とは、職務を遂行する上で発揮された能力、職務を遂行することに対する意欲・態度の項目について絶対評価を行うことをいう。
(3) 実績評価とは、どのような業務をどこまで達成し、どれだけの成果上げたかを重視した、実績申告方法により評価することをいう。
(4) 職員人事評価システムとは、人事評価の対象となる期間において、職員の業務遂行時の様々な要素(「能力」、「意欲・態度」、「実績」)を一定の基準に照らして測定するものをいう。
(5) 給料表とは、千葉県市町村職員共済組合職員給与規程(昭和38年公告第20号。以下「給与規程」という。)第5条第1項1号に定める給料表をいう。
(6) 能力開発期とは、主任主事、主事の職にある期間をいう。
(7) 能力活用期とは、課長補佐、主幹、係長、主査の職にある期間をいう。
(8) 能力発揮期とは、事務局次長、施設長、出納長、室長、参事、課長の職にある期間をいう。
(9) 職員人事評価システムの内容を広く職員に周知するため、本規程および付属規程・要綱を要約した手引きを作成し周知する。
(対象となる職員の範囲)
第3条 人事評価は、常時勤務に服することを要する職員及び再任用職員(以下「評価対象者」という。)について実施し、次の各号に掲げる職員を除くものとする。
(1) 事務局長
(2) 給与規程第5条第1項第2号に規定する技能労務職給料表の適用を受ける職員
(3) 人事交流職員
(4) 条件付採用期間中の職員
(5) 休職、派遣、研修、又は育児休業その他これらに準じる事由に評価期間が3ヶ月に満たない職員
(6) 評価基準日の属する年度をもって退職する職員
(7) その他、理事長が公正な評価を実施することが困難であると認める職員
(人事評価の種類)
第4条 人事評価の種類は、定期評価及び定期外評価とする。
(定期評価の対象期間)
第6条 定期評価(能力評価及び実績評価)の対象期間は、次の各号に定める期間とする。
(1) 能力評価は、定期昇給(7月1日)及び翌年度の昇任・昇格や人事異動等に反映させるため、毎年3月1日を基準日として基準日前1年間の評価を行う。
(2) 実績評価は、毎年4月1日と10月1日を基準日として各基準日前6ヶ月の期間内の実績について、評価を行う。
(3) 当該定期評価の基準日前1年以内に採用された職員に係る対象期間は、その採用の日から当該定期評価の基準日の前日までとする。
(定期外評価)
第7条 定期外評価は、次に掲げる職員について、理事長が別に定める日を基準日として実施する。
(2) 第3条第1項第4号に掲げる職員のうち条件付採用期間が延長された職員で、理事長が必要があると認めるもの
(3) 第3条第1項第7号に掲げる職員で、理事長が定期評価を実施することが困難であると認めた理由が消滅し、評価を実施する必要があると認めるもの
(4) 前3号に掲げる職員のほか、理事長が必要があると認める職員
(評価者)
第9条 評価を実施する者は、第1次評価者及び第2次評価者ごとに、評価対象者の上司のうち、別表5に定める者(以下「評価者」という。)とする。
2 評価者に事故等があるため人事評価を実施できない場合は、事務局長は別の職員を評価者とすることができる。
(評価者の責務等)
第10条 第1次評価者及び第2次評価者は、職員人事評価システムの運用をするにあたり、本規程に定める他に「千葉県市町村職員共済組合職員の勤勉手当の成績率に関する要綱」及び「千葉県市町村職員共済組合職員に適用する昇給区分等に関する要綱」に基づき、公正な評価を行うものとする。
(評価研修の実施)
第11条 総務課長は、評価者及び評価対象者に対して、人事評価に必要な知識の習得を目的とした研修を適宜実施するものとする。
(職員の異動又は併任への対応)
第12条 人事評価の実施に際し、職員が異動した場合又は職員が併任している場合については、評価の引継ぎその他適切な措置を講じることにより対応するものとする。
(評価に使用する様式)
第13条 能力評価は、評価シート、面接記録シートにより行うものとし、その様式は次の表のとおりとする。
評価対象者に適用される給料表 | 評価対象者の区分 | 評価シート | 面接記録シート |
事務職給料表 | 能力開発期 | 第1―(1)号様式 | 第1―(4)及び(5)号様式 |
能力活用期 | 第1―(2)号様式 | 第1―(4)及び(5)号様式 | |
能力発揮期 | 第1―(3)号様式 | 第1―(4)及び(5)号様式 |
2 実績評価については、「千葉県市町村職員共済組合職員の勤勉手当の成績率に関する要綱」別表第3に定める「勤務実績評価書」により行う。
(第1次評価者の評価等)
第15条 第1次評価者は、評価対象者の自己評価を踏まえ、評価対象者に対して行った助言指導及びその結果、評価対象者が今後改善すべき点等について記述評価を行い、その結果を面接記録シート(一次評価)に記載するとともに、5段階評価を行い、その結果を評価シートに記載し、第2次評価者へ提出する。
2 第1次評価者は、第2次評価者に対し評価対象者の行動事実及びその結果並びに評価における視点及び評価の結果について正確に伝えなければならない。
(第2次評価者の評価等)
第16条 第2次評価者は、評価対象者の行動事実及びその成果並びに評価における視点及び評価の結果について第1次評価者から聴取しなければならない。
2 第2次評価者は、評価要素別に5段階評価を行い、その結果を評価シートに記載する。
3 第2次評価者は、自らが行った評価要素別の5段階評価評点の合計点と第1次評価者が行った評価要素別の5段階評価評点の合計点を評価項目別に平均し、その値を少数点以下第3位を四捨五入したものを最終評価点とするとともに、最終評価点及び最終評価基準表に基づき最終評価を決定し、これらを評価シートに記載する。
4 第2次評価者は、自らが行った5段階評価の結果が1若しくは5のとき、又は、第1次評価者が行った5段階評価の結果と第2次評価者が行った5段階評価の結果が2以上の差を生じたときは、その理由を評価シートの特記事項に記載する。
(事務局長の指導等)
第17条 事務局長は、第1次評価者が行った評価の結果が公正かつ客観的な評価の確保の点から支障が生じていると認めるときは、第1次評価者に対して必要な指示をすることができる。
(総合評価点)
第18条 総務課長は、評価対象者ごとの最終評価点を、昇任昇格及び昇給(給与規程第6条第4項、第5項及び第6項に規定する昇給をいう。以下同じ。)のための人事管理上の基礎資料とするため、処遇の趣旨及び目的に応じて、ウエイト付け基準表(別表6)によりウエイト付けしたものを百点満点換算し、その値の小数点以下第3位を四捨五入したものを、総合評価点として決定する。
2 昇任昇格及び昇給の決定に当たっては、前項の規定により決定した総合評価点を基礎とし、記述評価、課長からの意見聴取の結果等を参考に、幅広い視点からの全体調整を行った上で決定する。
(職員の人材育成)
第19条 評価者は、評価の結果を踏まえ、必要に応じて評価対象者に対し能力向上のための指導を行うものとし、評価対象者は、評価者からの指導を踏まえ自らの能力向上に努めるものとする。
2 評価者は、最終評価を決定する前に、評価対象者と面接を行うこととし、人材育成の観点から助言指導を行うものとする。
(評価結果の取扱い)
第20条 評価の結果の内容については、みだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用してはならない。
(評価シート等の取扱い)
第21条 評価シート及び面接記録シートは、別に事務局長が指定する日までに総務課長が取りまとめ事務局長へ提出する。
2 評価シート、面接記録シートは、総務課長が保管する。
(人事評価に使用する様式の保管)
第22条 人事評価に使用する様式は、評価対象者本人に開示を実施した日の翌日から起算して5年間総務課において保管するものとする。
(人事評価の結果の活用)
第23条 人事評価の結果は、評価対象者の任用、給与、分限その他の人事管理の基礎として活用するものとする。
2 評価者は、人事評価の結果を職員の人材育成に積極的に活用するよう努めるものとする。
(苦情への対応)
第24条 評価対象者本人に開示された能力評価、実績評価及び態度評価の結果に関する職員の苦情へ対応するため、苦情相談及び苦情処理の手続きを設けるものとする。
(1) 苦情相談の窓口は、総務課とする。
(2) 相談員は総務課長及び総務係長とする。
(3) 任意形式の書面による申し出に基づき、簡易迅速な処理を行う。
2 苦情処理
(1) 苦情ごとに総務課長が指名する者で構成する「苦情処理委員会」を設ける。
(2) 「苦情処理委員会」の事務局は原則として総務課総務係とする。
(3) 開示された評価結果に関するもの及び苦情相談で解決されなかったもののみを受け付けることとする。
(4) 苦情処理の申出は、能力、意欲及び態度評価の結果が開示された日若しくは第2項の苦情相談に係る結果の教示を受けた日の翌日から起算して1週間以内に限り申し出ることができる。
(5) 書面による申し出に基づき、ヒアリング・調査等により事実関係を確認の上、評価結果については当・不当を審査する。
3 留意事項
(1) 苦情の申し出は、評価対象者本人が行う。
(2) 苦情処理手続きに当たり、事実関係の確認に必要があると判断する場合には、申出人からの要望に応じ、以下の措置をとるものとする。
(3) ヒアリングの際、申出人が希望する者が同席することを認めること。ただし、同席人数及び発言の制限等を行うことができる。
(4) 当事者(申出人及び苦情の対象者)以外の者からヒアリング・調書等を行うこと。
(5) 職員は苦情の申出をしたことを理由として不利益な取扱いをしてはならない。
(6) 苦情相談又は苦情処理に関わった職員は、苦情の申出のあった事実及び当該内容その他苦情相談又は苦情処理に関し職務上知ることができた秘密を保持しなければならない。
(7) 評価結果に基づいて決定された任用・給与等については、評価に関する苦情処理の対象としない。
(委任)
第25条 この規程に定めるもののほか、人事評価の実施について必要な事項は、理事長が別に定める。
附則
(施行期日等)
1 この規程は、公告の日から施行し、令和4年4月1日から適用する。ただし、令和4年度及び令和5年度については、試行期間とする。
別表1 評価基準表(期待される行動例)
評価基準表(期待される行動例)
評価項目 | 評価要素 | 評価基準 | 期待される行動例 | ||
能力開発期 | 能力活用期 | 能力発揮期 | |||
能力 | 知識 | ○職務を遂行する上で必要な知識や技術を有した上で、組合員等のニーズや社会動向を把握し、常に新しい知識の吸収に努めているか。 | ※職務を遂行する上で必要な基礎的・専門的な知識や技術、技能を有している。 ※日頃から自己啓発、自己研さんに取り組み、能力や資質の向上に努めている。 | ※職務を遂行する上で必要な専門的知識や技術、技能を有し、関連部門に関し広範囲な知識を有している。 ※日頃から積極的に自己啓発、自己研さんに取り組み、能力や資質の向上に努め、その成果が認められる。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する基本的な知識を有している。 | ※職務を遂行する上で必要な高度な知識や技術・技能を有し、関連部門に関し全般的な知識を十分に有している。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する十分な知識やノウハウを有している。 ※組合員等のニーズや共済制度(業務)全般、社会全般に関する幅広い知識を有している。 |
理解力 | ○職務の現状や問題点を認識し、上司からの指示や方針、他の職務との相互関係や変化を正確に把握しているか。 | ※職務を遂行する上で、定められた手続きや上司の指示・命令を正確に理解できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を正確に理解できる。 | ※自己の職務の役割、目的、必要性や定められた手続き、上司の統括的な指示・命令を正確に理解できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 | ※上司の意向や組合員等のニーズを迅速かつ正確に理解し、業務に対応できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 ※複雑高度な事案であってもその内容を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 | |
決断力 | ○時期を逸することなく、自己の明確な基準をもって一貫性のある意思決定を行っているか。 | ※所管業務について、時期を逃さず迅速かつ的確に意思決定ができる。 ※共済制度の動向(社会保障制度の動向)や社会情勢を踏まえ、将来を見据えた適切な決断ができる。 ※切迫した状況や不測の事態が発生した場合でも臨機応変、冷静沈着に的確な決断ができる。 | |||
判断力 | ○職務に関して、その場面に応じた結論を導きだすため、事案を適切に判断しているか。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否について適切に判断する。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事案かどうかについて適切に判断できる。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否についてタイミングを逃さず、適切に判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事案かどうかについて適切かつ迅速に判断できる。 ※状況に応じて柔軟な対応をし、論理的に事案を検討し適切な判断ができる。 | ||
情報活用力 | ○担当職務や関連する仕事に必要な情報を収集し、有効に活用しているか。 | ※職務において必要な情報を収集し、取捨選択して有効に活用できる。 ※インターネットなどにより最新の情報を入手し、業務に活用できる。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を収集し、分析・整理し、有効に活用できる。 ※インターネットなどにより最新の情報を入手し、業務に活用できる。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を幅広い方面から収集し、取捨選択、分析・整理し、有効に活用できる。 ※収集した情報の内容を吟味し、必要性を判断した上で関係職員に情報を提供できる。 | |
交渉・折衝力 | ○目標達成のために、組合員及び内部職員等に対して意見や解決策を提案し、相手の真意を理解しつつ最終的に相手を説得し、職務を円滑に進めているか。 | ※相手の立場や事情を考慮した上で話を聞き、自分の意図する内容を説明し、相手に理解させることができる。 ※いくつかの選択を用意しておき、その場の状況に応じた臨機応変な対応ができる。 ※困難な状況に陥っても、冷静に粘り強い対応ができる。 | |||
説明・調整力 | ○目標達成のために、組合員及び内部職員等に対して意見や解決策を提案し、相手の真意を理解しつつ最終的に相手を説得し、職務を円滑に進めているか。 | ※相手が理解できるようにわかりやすく正確に、また状況に応じて臨機応変に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情を考慮した上で、自分の意図する内容を表現することができる。 | ※相手が理解できるようにわかりやすく正確に、また状況に応じて臨機応変に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情を考慮した上で、自分の意図する内容をきめ細かく表現することができる。 ※論理的かつ一貫性のある説明や発表ができる。 | ||
企画・計画力 | ○目標を効果的に達成していくための手段や方策、それを実現するための具体的な手順などを構築した上で職務を進めているか。 | ※定められた期限内に事務を処理できるように、適切な段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、周囲の状況に応じて柔軟に対応ができる。 | ※定められた期限内に事務を処理できるように、適切な段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、周囲の状況に応じて柔軟に対応ができる。 | ※広い視野と洞察力を持ち、社会全体の変化や共済組合の将来像を踏まえて、体系的な計画を構築できる。 ※日頃から、多角的に物事を見ることができ、状況の変化に応じて計画を進めることができる。 | |
実行力 | ○設定した企画や計画がスムーズに進むよう、順序立てた上で実行に移しているか。 | ※上司に示された段取りや手順に従い、計画どおりに実行に移すことができる。 ※日頃から業務改善等に対して意識を持ち、実際に行動に移すこともある。 | ※自ら設定した段取りや手順に従い、計画どおりに実行に移すことができる。 ※日頃から業務改善等に対して意識を持ち、実際に行動に移している。 | ※組織の目標がスムーズに進むよう自ら行動を起こし、実践している。 ※常に疑問や問題意識を持ち、業務改善や事務処理手法の開発を行い、実行に移している。 | |
自己管理能力 | ○共済組合の職員としての自己管理ができているか。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が十分できている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が十分できている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が十分できている。 | |
業務管理能力 | ○業務の優先度を考慮し、組織力を有効に活用して企画・計画した施策の実現を達成しているか。 | ※業務の進行管理や処理状況を常に把握し、必要に応じて適切な指示や助言を行うことができる。 | ※所管する業務の進行管理や処理状況を常に把握し、幅広い視野と責任感をもって適切な指示や助言を行うことができる。 ※職員の仕事内容を理解した上で、社会要請等による業務の増減や懸案事項の対応等について、適切な業務配分を行うことができる。 | ||
維持管理能力 | ○部下の能力や適性把握し、適切な事務分担や配置を行い、組織力を最大限に発揮させているか。 | ※部下の能力や適性を的確に判断し、適切な事務分担を行い、職場全体の士気を高めるなど、リーダーシップを発揮できる。 ※組織の将来の方向性や課題を見据え、施策や事業の執行体制等を幅広い視野から検討している。 | |||
意欲・態度 | 責任感 | ○担当業務について、強い当事者意識をもって遂行しようとする意欲・姿勢をもっているか。 | ※自分の立場や役割を理解し、担当職務について指示・命令された業務を最後までやり遂げようと努力している。 | ※仕事の意義や自分の役割・職責を十分自覚し、担当職務について最後までやり遂げようと努力している。 ※困難な課題や状況の変化、失敗などに直面しても、回避することなく全力を傾けている。 | ※自己の職責を十分自覚し、強い使命感を持って仕事に取り組んでいる。 ※自己の判断や決定に基づく結果に対する責任を回避することなく自らの責任において事態に対処している。 |
積極性 | ○職務に対するチャレンジ意欲や提案意欲を持ち、また新規分野への取り組みや自己啓発意欲などについて積極性を持っているか。 | ※担当業務について常に疑問や問題意識をもって前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲を持ち自主的に取り組んでいる。 | ※担当業務について常に疑問や問題意識をもって前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲を持ち自主的に取り組んでいる。 ※上司からの指示を待つことなく、自発的に仕事に取り組んでいる。 | ※所管業務について、自ら周囲関係者等との協力体制を築いたり、説明するなど、前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対しても、新たな視点や斬新な発想で率先して取り組んでいる。 | |
協調性 | ○担当職務に支障をきたすことなく、職場のチームワークや他部門との連携にプラスになる行動をとっているか。 | ※仕事を円滑に遂行するため、自ら同僚や上司との意思疎通を図り、連携をとっている。 ※周囲の職員が求めていることや困っていることなどを理解・判断し、対応する努力をしている。 | ※自己の意見を持ちつつ、同僚や上司、関係部門の職員等との意思疎通を図り、連携をとっている。 ※チームワークの向上に向けて、自発的に調整役を行うなど、周囲と協力体制をとっている。 | ※自己の所管の立場を考慮した上で、上司や関係部門との意思疎通を図り、連携をとっている。 ※職員同士活発に意見交換が行えるような職場環境づくりに取り組むなど、チームワークの向上を図っている。 | |
創造性 | ○他からの受け売りではなく、独自の考えや発想を持ち、職務あるいは職場に取り入れようとする姿勢を持っているか。 | ※自分の発想やアイデアを積極的に職務に取り入れようとする姿勢を持っている。 ※実現の可能性がある建設的な意見や創造的な提案をする姿勢を持っている。 | ※自分の発想やアイデアを積極的に職務に取り入れている。 ※実現の可能性がある建設的な意見や創造的な提案を行っている。 | ※自分の発想やアイデアを積極的に職務に取り入れ、効果を上げている。 ※実現の可能性がある建設的な意見や創造的な提案を行い、効果を上げている。 | |
経営感覚 | ○組織の一部門の長として、経営的感覚を有しているか。 | ※組織の一部門の長(経営者)として、効率的な業務運営を確保するために必要な経営的感覚を有している。 | |||
接遇 | ○丁寧で礼儀正しい接遇態度で、相手から信頼されているか。 | ※あいさつ、電話対応等について、丁寧かつ礼儀正しく行っている。 ※相手の立場に立った親切な対応を行っている。 ※担当業務以外の問い合わせにも柔軟な対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、丁寧かつ礼儀正しく行い、相手から信頼を得ている。 ※相手の立場に立った親切な対応を行い、苦情やトラブルが生じた場合にも冷静沈着に対応している。 ※担当業務以外の問い合わせにも柔軟な対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、丁寧かつ礼儀正しく行い、相手から信頼を得ている。 ※相手の立場に立った親切な対応を行い、苦情やトラブルが生じた場合にも冷静沈着に対応している。 ※所管業務以外の問い合わせにも柔軟な対応を行っている。 | |
組合員等指向性 | ○組織内の考え方にとらわれずに、組合員等の意見を幅広く把握し、その立場で施策を展開しているか。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立った職務の遂行を心掛けている。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行している。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立った職務を遂行するとともに、そのための指示や助言を行う。 | |
実績 | 正確・迅速性 | ○業務処理について、期限等を遵守し正確に迅速にできているか。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、期限内に正確な対応、処理が十分できた。 ※突発的な仕事や上司の指示にも十分素早く対応できた。 ※仕事の内容や結果は、十分要求しているとおりの結果であった。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、期限内に正確な対応、処理が十分できた。 ※突発的な仕事や上司の指示にも十分素早く対応できた。 ※仕事の内容や結果は、十分要求しているとおりの結果であった。 ※専門的な知識・経験を必要とする相当量の業務や複雑な作業を、労を惜しまず正確かつ迅速に処理し、十分安定的な成果を上げた。 | ※組織の高度な要求にも応えられる正確で迅速な対応、処理が十分できた。 ※仕事の内容や結果は十分信頼のおけるものであり、安心して任せられた。 ※常に全体スケジュールを念頭に置いた対応が十分できた。 |
効率性 | ○仕事の段取りやプロセス、重要度や優先順位を常に考慮し仕事を遂行しているか。 | ※仕事の段取りやプロセス、重要度や優先順位を考慮し、手際よく、無駄なく十分仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫して、十分計画的に遂行していた。 | ※仕事の段取りやプロセス、重要度や優先順位を考慮し、手際よく、無駄なく十分仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫して、十分計画的に遂行していた。 ※手際よく仕事が進められるよう、他の職員にも十分アドバイスしていた。 | ※仕事の方針や優先順位、求める内容、期限等を明確にし、早めに具体的な指示を出すなど全体として能率的な仕事が十分できた。 ※仕事の内容や課題の大きさを見極め、自らの責任で迅速に判断し、処理するなど無駄のない仕事が十分できた。 ※職員の仕事の進捗状況を把握し、状況に応じて適切な指導や支援を行い、または仕事の方向性を常に確認するなど全体として、能率的な仕事が十分できた。 ※業務遂行に必要な情報の旧友化を図り、組織全体で九通の問題意識を持って仕事に取り組めるようにするなど全体として職員の総労働時間短縮に取り組んだ。 | |
状況判断的確性 | ○求められた事案について内容や社会情勢に合わせた的確な処理ができているか。 | ※事案の内容や影響等を見極め、自らの判断処理するもの、上司に報告・相談するべきものの区別を的確に行い、業務を円滑に進めることが十分できた。 ※情報の収集や確認を的確に行い、問題点を整理して上司に報告、相談、整理するなどして、素早く解決に向けた方向性を決めることが十分できた。 ※社会全般の動向に常に注意を払い、事案の目的や効果、影響等を考慮し、将来の方向を見極めた処理が十分できた。 ※情勢の変化を素早くとらえ、職員や関係者等の意見を十分に聞き、自らの判断のもと適切な対処が十分できた。 | |||
丁寧さ | ○常にわかりやすい説明をし、相手方の立場に立った対応を心掛けているか。 | ※親切で分かりやすい説明をし、理解や納得が十分得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静に対応し、相手方の信頼を十分得ていた。 ※相手方の立場も考えて、十分心のこもった対応をしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方から十分信頼されていた。 | ※親切で分かりやすい説明をし、理解や納得が十分得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静に対応し、相手方の信頼を十分得ていた。 ※相手方の立場も考えて、十分心のこもった対応をしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方から十分信頼されていた。 | ||
創意工夫・業務改善 | ○常に問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、業務の工夫又は改善を積極的に行っているか。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることが無く、問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、効果的に進められるよう工夫し十分改善を図った。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることが無く、常に問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、簡素で効果的に進められるよう工夫し改善を図った。 ※困難や失敗を恐れず、より適切な方策を考え、積極的に上司に提案し、自ら関係部門との調整を行うなどして実現した。 | ※常に所管・担当業務に対する問題意識を持ち、新しい発想や方法の導入について、具体的な指示を出し、また自らも積極的に取り組み改善を十分図った。 ※困難や失敗を恐れず、より適切な方策を考え、積極的に上司に提案し、自ら関係部門との調整を行うなどして十分実現した。 | |
業務実績 | ○課せれた仕事や役割を十分に処理し、業務目標を達成しているか。 | ※適時、適切に報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を十分に処理し、業務目標を達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、円滑な業務遂行のため、周囲と協力し、組織目標の達成に寄与した。 | ※適時、適切に報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を処理し、業務目標を十分達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、円滑な業務遂行のため、周囲と協力し、組織目標の達成に十分寄与した。 ※自己の職責を十分認識し、豊富な知識・経験を生かして、業務運営に不可欠な基礎的な仕事を精励して成し遂げ、組織の円滑な業務追行に貢献した。 | ※担当・所管業務の目的、効果、影響等をよく認識し、仕事の内容や出来栄えに優れているなど業務目的を十分達成した。 ※常に職員の状況に目を配り、問題や課題に対する具体的なヒントを与えるなど、職員の指導をしながら率先して課題の解決に取り組み、効果的に十分解決した。 ※所管業務を精査し、業務の見直し・廃止を積極的に上司に提案し、必要な方法を尽くして見直し・廃止を十分実現した。 ※所管する部門の仕事の優先順位を見極め、自ら指揮を執り又は具体的な方向性を示し、業務目的を十分達成した。 | |
指導育成実績 | ○職員の行動や状況をよく把握し、時期を逃さず、具体的で効果的な指導を行っているか。 | ※職員の行動や状況をよく把握し、時期を逃さず、具体的で効果的な指導を十分行った。 ※職員の性格、能力、適性に応じて、効果的な指導方法を十分工夫した。 ※職員の経験や能力に応じて仕事にチャレンジさせ、仕事への参加意識や意欲を十分高めた。 ※職員の自己研鑽への支援や研修への参加の機会の提供を確実に十分行った。 ※職員の能力的政党の特性を十分つかんで計画的な育成を行い、能力を向上させた。 ※職員の創意工夫や自主性を尊重するとともに、適切な指導を行い、仕事への参加意識や意欲を十分高めた。 |
別表2 評価基準参考例(能力開発期)
評価項目 | 評価要素 | 評価基準 | 評価点と評価基準参考例 | ||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |||
能力 | 知識 | ○職務を遂行する上で必要な知識や技術を有した上で、組合員等のニーズや社会動向を把握し、常に新しい知識の吸収に努めているか。 | ※担当職務を遂行する上で必要な基礎的知識や技術、技能が不足しており、指導・助言が必要。 ※自己啓発、自己研さんに取り組む姿勢がなく、能力や資質の向上に努めていない。 | ※担当職務を遂行する上で必要な基礎的知識や技術、技能がやや不足している。 ※自己啓発、自己研さんに取り組む姿勢が弱く、能力や資質の向上にあまり努めていない。 | ※職務を遂行する上で最低限必要な基礎的知識や技術、技能を有している。 ※自己啓発、自己研さんに取り組む姿勢を持ち、能力や資質の向上に努めている。 | ※職務を遂行する上で必要な基礎的知識や技術、技能を有している。 ※自己啓発、自己研さんに取り組み能力や資質の向上に努めている。 | ※職務に関連する基礎的知識や技術、技能を十二分に有している。 ※自己啓発、自己研さんに積極的に取り組み能力や資質の向上に努めている。 |
理解力 | ○職務の現状や問題点を認識し、上司からの指示や方針、他の職務との相互関係や変化を正確に把握しているか。 | ※職務を遂行する上で、定められた手続きや上司の指示・命令が理解できず、詳細な説明を要する。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等を理解できず、業務に支障をきたす。 | ※職務を遂行する上で、定められた手続きや上司の指示・命令が理解できない時がある。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等を理解できない時がある。 | ※職務を遂行する上で、定められた手続きや上司の指示・命令を概ね理解できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を概ね理解できる。 | ※職務を遂行する上で、定められた手続きや上司の指示・命令を正確に理解できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を正確に理解できる。 | ※職務を遂行する上で、定められた手続きや上司の指示・命令を迅速かつ正確に理解できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を迅速かつ正確に理解できる。 | |
判断力 | ○職務に関して、その場面に応じた結論を導き出すため、事案を適切に判断しているか。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否について常に詳細な指示・指導がないと判断できない。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて判断せず、自分で抱え込んでしまう。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否について詳細な指示・指導がないと判断できない場合が多い。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて判断しようとする姿勢が弱い。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否についてある程度の指示・指導により判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついてある程度は判断できる。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否について適切に判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて適切に判断できる。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否についてタイミングを逃さず適切に判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて適切にかつ迅速に判断できる。 | |
情報活用力 | ○担当職務や関連する仕事に必要な情報を収集し、有効に活用しているか。 | ※情報の必要性も認識せずに、情報活用意識が希薄である。 ※インターネットなどによる情報を入手といった手段を自ら放棄している。 | ※情報の必要性は認識しているものの、あまり情報収集を行わない。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手しようとする姿勢が弱い。 | ※職務において必要な情報を収集し、取捨選択してある程度は活用できる。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手しているが、加工技術が弱く活用度がやや低い。 | ※職務において必要な情報を収集し、取捨選択して有効に活用できる。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手し、業務に活用できる。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を収集し、分析整理した上で有効に活用できる。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手し、業務に有効活用し、情報発信もしている。 | |
説明・調整力 | ○目標達成のために、組合員及び内部職員等に対して意見や解決策を提案し、相手の真意を理解しつつ最終的に相手を説得し、職務を円滑に進めているか。 | ※説明力が乏しく、相手の同意や理解が得られない説明や発表らをする時が多い。 ※相手の立場や事情を考慮せず、自分の意図する内容も正確に表現できずにトラブルを起こしやすい。 | ※説明力がやや弱く、相手が概ね理解できる程度の説明や発表ができない時がある。 ※相手の立場や事情をあまり考慮せず、また自分の意図する内容も正確に表現できない時もある。 | ※相手が概ね理解できる程度に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情をある程度考慮した上で、自分の意図する内容を概ね表現することができる。 | ※相手が理解できるようにわかりやすく正確に、また状況に応じて臨機応変に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情を考慮した上で、自分の意図する内容を表現することができる。 | ※複雑な事案でも相手が理解できるようにわかりやすく正確に、また状況に応じて臨機応変に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情を考慮した上で、自分の意図する内容を意のままに表現することができる。 | |
企画・計画力 | ○目標を効果的に達成していくための手段や方策、それを実現するための具体的な手順などを構築した上で職務を進めているか。 | ※上司の指導・助言を得ても、最低限の段取りや手順等を計画できない。 ※事務を計画どおりに進めるための手段や方策を講じようとしない。 | ※上司の指導・助言を得て、最低限の段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、上司の指導・助言を得て最低限の対応ができる。 | ※定められた期限内に事務を処理できるようにひととおりの段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、周囲の状況に応じてひととおりの対応ができる。 | ※定められた期限内に事務を処理できるように適切な段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、周囲の状況に応じて柔軟に対応ができる。 | ※期限内の事務処理はもちろん、幅広い視野を持ち適切な段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、細部を分析し、状況の変化に応じて柔軟に対応ができる。 | |
実行力 | ○設定した企画や計画がスムーズに進むよう、順序立てた上で実行に移しているか。 | ※計画性に乏しいので、実行に移しても一貫性がない。 ※業務改善等に対しては意識を持たず、漫然と時を過ごしている。 | ※上司に指示された段取りに従い、計画とはズレが生じるが実行に移すことができる。 ※業務改善等に対して時には意識を持つが、行動に移すことはあまりない。 | ※上司に指示された段取りに従い、ほぼ計画どおりに実行に移すことができる。 ※業務改善等に対して時には意識を持ち、実際に行動に移す姿勢を持っている。 | ※上司に指示された段取りに従い、計画どおりに実行に移すことができる。 ※日頃から業務改善等に対して意識を持ち、実際に行動に移すこともある。 | ※上司に支持された段取りや手順を改良しつつ、常に実行に移すことができる。 ※日頃から業務改善について周囲に提案し、実際に行動に移している。 | |
自己管理能力 | ○共済組合の職員としての自己管理ができているか。 | ※共済組合の職員としての自らの立場の自覚に乏しく、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理ができない場面が多く見られる。 | ※共済組合の職員としての自らの立場の自覚がやや弱く、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が最低限はできる。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が概ねできている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が十分できている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が常にできている。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ○担当業務について、強い当事者意識をもって遂行しようとする意欲・姿勢を持っているか。 | ※担当職務について指示・命令された業務を途中で投げ出したり責任逃れをすることが多々ある。 | ※担当職務について指示・命令された業務を計画どおりやろうと努力しているが責任逃れをすることがある。 | ※自分の立場や役割を理解し、担当職務について指示・命令された業務を指示・助言を得て計画どおりやろうと努力している。 | ※自分の立場や役割を理解し、担当職務について指示・命令された業務を最後までやり遂げようと努力している。 | ※仕事の意識や自分の立場・役割を理解し、担当職務について指示・命令された業務を最後までやり遂げている。 |
積極性 | ○職務に対するチャレンジ意欲や提案意欲を持ち、また新規分野への取り組みや自己啓発意欲などについて積極性を持っているか。 | ※担当業務について自ら疑問や問題意識を持とうとしない。 ※困難な課題や新たな業務に対して、自ら避けることがあり、自主性に欠ける。 | ※担当業務について疑問や問題意識をあまり持たずに前向きに取り組む姿勢が見られない。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲に欠けている。 | ※担当業務について疑問や問題意識を持ち前向きに取り組む姿勢が見られる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲を持ち取り組む姿勢がみられる。 | ※担当業務について常に疑問や問題意識を持って前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲を持ち自主的に取り組んでいる。 | ※担当業務や関連業務について常に疑問や問題意識を持って前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、常に挑戦的な意欲を持ち自主的に取り組んでいる。 | |
協調性 | ○担当職務に支障を来すことなく、職場のチームワークや他部門との連携にプラスになる行動をとっているか。 | ※同僚や上司との意思疎通を図ろうとせず、自分の都合を優先することが多い。 ※周囲の職員が何かを求めていたり困っていても耳を貸そうとしない。 | ※同僚や上司との意思疎通を図ろうと努力する姿勢があまり見られない。 ※周囲の職員が求めていることや困っていることなどにあまり気づかない。 | ※仕事を円滑に遂行するため、同僚や上司との意思疎通を図ろうと努力している。 ※周囲の職員が求めていることや困っていることなどに気付いて時には、対応する努力をしている。 | ※仕事を円滑に遂行するため、同僚や上司との意思疎通を図り連携をとっている。 ※周囲の職員が求めていることや困っていることなどを理解・判断し、対応する努力をしている。 | ※組織の目標がスムーズに進むよう自ら積極的に行動を起こし、効果を上げている。 ※常に疑問や問題意識を持ち、業務改善や事務処理手法の開発を行い、実行に移して効果を上げている。 | |
創造性 | ○他からの受け売りではなく、独自の考えや発想を持ち、職務あるいは職場に取りいれようとする姿勢を持っているか。 | ※言われたことをするのが精一杯で、自分の発想もアイデアも見られない。 ※自ら意見や提案を行おうとする気力がない。 | ※自ら考える姿勢は見られるものの、すぐに諦めたり人に聞いたりしている。 ※意見や提案を行う姿勢があまり見られない。 | ※時には自分のアイデアを出しているものの、職務に反映はされていない。 ※意見や提案を定期的に行う努力をしている。 | ※自分のアイデアを積極的に職務に取り入れようとする姿勢を持っている。 ※実現可能性がある建設的な意見や創造的な提案をする姿勢を持っている。 | ※自分のアイデアを積極的に職務に取り入れている。 ※実現の可能性がる建設的な意見や創造的な提案を行っている。 | |
接遇 | ○丁寧で礼儀正しい接遇態度で、相手から信頼されているか。 | ※あいさつ、電話対応等について、苦情を受けることがある。 ※相手の立場を考えず一方的な対応をすることがある。 ※担当業務以外の問合せには応じず、相手を困惑させることがある。 | ※あいさつ、電話対応等について、概ね礼儀正しく行っている。 ※相手の立場に立った親切な対応をほぼ行っている。 ※担当業務以外の問合せにもひととおりの対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、概ね礼儀正しく行っている。 ※相手の立場に立った親切な対応をほぼ行っている。 ※担当業務以外の問合せにもひととおりの対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、丁寧かつ礼儀正しく行っている。 ※相手の立場に立った親切な対応を行っている。 ※担当業務以外の問合せに柔軟な対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、丁寧かつ礼儀正しく、信頼感がある。 ※相手の立場に立った親切な対応を行、トラブルにも冷静に対応している。 ※担当業務以外の問合せにも迅速・的確に柔軟な対応を行っている。 | |
組合員等指向性 | ○組織内の考え方にとらわれずに、組合員等の意思を幅広く把握し、その立場で施策を展開しているか。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が見られない。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が弱い。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が見られる。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務の遂行を心掛けている。 | ※組合員等のニーズを的確に把握し、その立場に立ち職務を遂行している。 | |
実績 | 正確・迅速性 | ○業務処理について、期限等を遵守し正確に迅速にできているか。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、対応、処理がほとんどできない。 ※突発的な仕事や上司の指示にほとんど対応できない。 ※仕事の内容や結果は、ほとんど期待どおりの結果ではない。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、対応、処理が最低限できた。 ※突発的な仕事や上司の指示に最低限対応できた。 ※仕事の内容や結果は、最低限の結果であった。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、正確な対応、処理が概ねできた。 ※突発的な仕事や上司の指示に概ね対応できた。 ※仕事の内容や結果は、概ね期待どおりの結果であった。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、期限内に正確な対応、処理が十分できた。 ※突発的な仕事や上司の指示にも十分素早く対応できた。 ※仕事の内容や結果は、十分要求しているとおりの結果であった。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、期限内に迅速で正確な対応、処理が全て確実にできた。 ※突発的な仕事や上司の指示にも素早く適切に全て確実に対応できた。 ※仕事の内容や結果は、全て確実に要求しているとおりの結果であった。 |
効率性 | ○仕事の段取りやプロセス、重要性や優先順位を常に考慮し仕事を遂行しているか。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位をほとんど考慮していない。 ※仕事に応じて手段や方法をほとんど工夫していない。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位を考慮し最低限仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を最低限工夫していた。 | ※仕事の段取りやプロセス、重要度や優先順位を考慮し、手際よく、無駄なく概ね仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫して、概ね計画的に遂行していた。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位を考慮し、手際よく、無駄なく十分仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫して、十分計画的に遂行していた。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位を常に考慮するなど時間的観念を持って、仕事を手際よく、無駄なく全て確実に遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫するとともに、自ら目標を設定して、全て確実に計画的に遂行していた。 | |
丁寧さ | ○常に分かりやすい説明をし、相手の立場に立った対応を心掛けているか。 | ※説明が分かりにくく、理解や納得がほとんど得られない。 ※苦情やトラブルが生じた場合、ほとんど対応に問題があった。 ※相手方の立場が考えられず、粗雑な対応をほとんどしていた。 ※粗雑な接遇態度で、相手方をほとんど不快な気持ちにさせた。 | ※最低限の説明をし、とりあえず理解が得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合、最低限の対応をしていた。 ※相手方の立場も考えて、最低限対応をしていた。 ※最低限の接遇態度で、相手方に対応していた。 | ※分かりやすい説明をし、理解や納得が概ね得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静に概ね対応していた。 ※相手方の立場も考えて、概ね対応をしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方に概ね対応していた。 | ※親切で分かりやすい説明をし、理解や納得が十分得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静に対応し、相手方の信頼を十分得ていた。 ※相手方の立場も考えて、十分心のこもった対応をしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方から十分信頼されていた。 | ※親切で分かりやすい説明をし、理解や納得が全て確実に得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静沈着に対応し、相手方の信頼を全て確実に得ていた。 ※相手方の立場も考えて、きめの細かい心のこもった対応を全て確実にしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方から好感を持たれ全て確実に信頼されていた。 | |
創意工夫・業務改善 | ○常に問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、業務の工夫又は改善を積極的に行っているか。 | ※前例踏襲でほとんど漫然と仕事をしている。 | ※前例踏襲が基本だが、新しい発想や方法を最低限取り入れる努力をしている。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることがなく、問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、工夫し概ね改善を図った。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることがなく、問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、効果的に進められるよう工夫し十分改善を図った。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることがなく、問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、簡素で効果的に進められるよう工夫し全て確実に改善を図った。 | |
業務実績 | ○課せられた仕事や役割を十分に処理し、業務目標を達成しているか。 | ※報告・連絡・相談を行わず、ほとんど業務目標を達成できていない。 ※組織の一員としての自覚がほとんどない。 | ※報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を最低限処理した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、最低限業務を遂行した。 | ※報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を処理し、業務目標を概ね達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、組織目標の達成に概ね寄与した。 | ※適切に報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を処理し、業務目標を十分達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、業務遂行のため、周囲と協力し、組織目標の達成に十分寄与した。 | ※適時、適切に報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を処理し、業務目標を全て確実に達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、円滑な業務遂行のため、周囲と協力し、組織目標の達成に全て確実に寄与した。 |
別表2 評価基準参考例(能力活用期)
評価項目 | 評価要素 | 評価基準 | 評価点と評価基準参考例 | ||||
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能力 | 知識 | ○職務を遂行する上で必要な知識や技術を有した上で、組合員等のニーズや社会動向を把握し、常に新しい知識の吸収に努めているか。 | ※職務を遂行する上で必要な基礎的知識や技術、技能がやや不足しており、関連部門に関しての知識が乏しい。 ※日頃から自己啓発、自己研さんに取り組む姿勢が弱く、能力や資質の向上にあまり努めていない。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する基本的な知識に乏しい。 | ※職務を執行する上で必要な基礎知識や技術・技能を有しているが、関連部門に関しての知識がやや不足している。 ※日頃から自己啓発、自己研さんに取り組む姿勢は持っている。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する基本的な知識がやや不足している。 | ※職務を執行する上で必要な基礎知識や技術・技能を有し、関連部門に関してもある程度の知識を有している。 ※日頃から積極的に自己啓発、自己研さんに取り組み、能力や資質の向上に努めている。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する基本的な知識を最低限有している。 | ※職務を執行する上で必要な専門的知識や技術・技能を有し、関連部門に関し広範囲な知識を有している。 ※日頃から積極的に自己啓発、自己研さんに取り組み、能力や資質の向上に努め、その成果が認められる。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する基本的な知識を有している。 | ※職務を執行する上で必要な専門的知識や技術・技能を有し、関連部門に関し全般的な知識を有している。 ※日頃から積極的に自己啓発、自己研さんに取り組み、能力や資質の向上に努め、その成果が顕著に認められる。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関して十分な知識を有している。 |
理解力 | ○職務の現状や問題点を認識し、上司からの指示や方針、他の職務との相互関係や変化を正確に把握しているか。 | ※自己の職務の役割、目的、必要性や定められた手続き、上司の統括的な指示・命令が理解できない時が多く、説明を要する。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等が理解できない時が多く、業務に影響が出る。 | ※自己の職務の役割、目的、必要性や定められた手続き、上司の統括的な指示・命令が理解できない時がある。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等が理解できない時がある。 | ※自己の職務の役割、目的、必要性や定められた手続き、上司の統括的な指示・命令を概ね理解し、業務に対応できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を概ね理解し、対応できる。 | ※自己の職務の役割、目的、必要性や定められた手続き、上司の統括的な指示・命令を正確に理解し、業務に対応できる。 ※新たな業務でもその目的や必要性、処理手順等を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 | ※自己の職務の役割、目的、必要性や定められた手続き、上司の統括的な指示・命令を正確に理解し、的確に業務に対応できる。 ※新たな業務や複雑な業務でもその目的や必要性、処理手順等を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 | |
判断力 | ○職務に関して、その場面に応じた結論を導き出すため、事案を適切に判断しているか。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否について上司の詳細な指導・助言がないと判断できない。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて判断しようとしない。 ※状況に応じた柔軟な対応が困難で、適切な判断ができない時がある。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否について上司の指導助言を受けてある程度は判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて判断を誤ることが多い。 ※状況に応じた柔軟な対応が困難で、適切な判断ができない時がある。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否について概ね適切に判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて概ね適切に判断できる。 ※状況に応じてある程度柔軟な対応をし、事案を検討してほぼ適切な判断ができる。 | ※職務に関して現状を認識し、妥当性や適否についてタイミングを逃さず適切に判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて適切に判断できる。 ※状況に応じてある程度柔軟な対応をし、論理的に事案を検討し適切な判断ができる。 | ※職務に関して現状をすばやく認識し、妥当性や適否について迅速かつ的確に判断できる。 ※上司や同僚に報告、連絡、相談すべき事実かどうかいついて適切にかつ迅速に判断できる。 ※困難な状況にも柔軟な対応をし、論理的に事案を検討し適切かつ迅速な判断ができる。 | |
情報活用力 | ○担当職務や関連する仕事に必要な情報を収集し、有効に活用しているか。 | ※情報の必要性も認識しているものの、あまり情報収集を行わない。 ※インターネットなどによる情報入手といった手段を自ら放棄している。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を収集はするが活用する力に欠けている。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手しようとする姿勢が弱い。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を収集し、取捨選択してある程度は活用できる。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手しているが、加工技術が弱く活用度がやや低い。 | ※職務において必要な情報を収集し、分析・整理し、有効に活用できる。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手し、業務に活用できる。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を多様な手法により収集し、分析・整理した上で有効に活用できる。 ※インターネットなどにより最新のる情報を入手し、業務に有効活用し、情報発信もしている。 | |
説明・調整力 | ○目標達成のために、組合員及び内部職員等に対して意見や解決策を提案し、相手の真意を理解しつつ最終的に相手を説得し、職務を円滑に進めているか。 | ※説明力が乏しく、相手の同意や理解が得られない説明や発表らをする時が多い。 ※相手の立場や事情を考慮せず、自分の意図する内容も正確に表現できずにトラブルを起こしやすい。 ※論理的かつ一貫性のある説明や発表ができない時が多い。 | ※説明力がやや弱く、相手が概ね理解できる程度の説明や発表ができない時がある。 ※相手の立場や事情をあまり考慮せず、また自分の意図する内容も正確に表現できない時もある。 ※論理的かつ一貫性のある説明や発表ができない時もある。 | ※相手が概ね理解できる程度に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情をある程度考慮した上で、自分の意図する内容を概ね表現することができる。 ※論理的かつ一貫性のある説明や発表が概ねできる。 | ※相手が理解できるようにわかりやすく正確に、また状況に応じて臨機応変に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情を考慮した上で、自分の意図する内容をきめ細かく表現することができる。 ※論理的かつ一貫性のある説明や発表ができる。 | ※複雑な事案でも相手が理解できるようにわかりやすく正確に、また状況に応じて臨機応変に説明や発表ができる。 ※相手の立場や事情を十分考慮した上で、自分の意図する内容を意のままに表現することができる。 ※常に論理的かつ一貫性のある説明や発表ができる。 | |
企画・計画力 | ○目標を効果的に達成していくための手段や方策、それを実現するための具体的な手順などを構築した上で職務を進めているか。 | ※上司の指導・助言を得ても、最低限の段取りや手順等を計画できない。 ※事務を計画どおりに進めるための手段や方策を講じようとしない。 | ※上司の指導・助言を得て、最低限の段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、上司の指導・助言を得て最低限の対応ができる。 | ※定められた期限内に事務を処理できるようにひととおりの段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、周囲の状況に応じてひととおりの対応ができる。 | ※定められた期限内に事務を処理できるように適切な段取りや手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、周囲の状況に応じて柔軟に対応ができる。 | ※期限内の事務処理はもちろん、幅広い視野を持ち適切な段取りや綿密な手順等を計画できる。 ※事務が計画どおりに進むように、細部を分析・整理し、状況の変化に応じて柔軟に対応ができる。 | |
実行力 | ○設定した企画や計画がスムーズに進むよう、順序立てた上で実行に移しているか。 | ※計画性に乏しいので、実行に移しても一貫性がない。 ※業務改善等に対しては意識を持たず、漫然と時を過ごしている。 | ※おおまかな段取りに従い、計画とはズレが生じるが実行には移すことができる。 ※業務改善等に対して時には意識を持つが、行動に移すことはあまりない。 | ※おおまかな段取りに従い、ほぼ計画どおりに実行に移すことができる。 ※業務改善等に対して時には意識を持ち、実際に行動に移すこともある。 | ※おおまかな段取りや手順に従い、計画どおりに実行に移すことができる。 ※日頃から業務改善等に対して意欲を持ち、実際に行動に移している。 | ※組織の目標がスムーズに進むよう自ら積極的に行動を起こし、効果を上げている。 ※常に疑問や問題意識を持ち、業務改善や事務処理手法の開発を行い、実行に移して効果を上げている。 | |
自己管理能力 | ○共済組合の職員としての自己管理ができているか。 | ※共済組合の職員としての自らの立場の自覚に乏しく、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理ができない場面が見られる。 | ※共済組合の職員としての自らの立場の自覚がやや弱く、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が最低限はできる。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が概ねできている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が十分できている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が常にできている。 | |
業務管理能力 | ○業務の優先度を考慮し、組織力を有効に活用して企画・計画した施策の実現を達成しているか。 | ※業務の進行管理や処理状況の把握が殆どできておらず、指示や助言をすることも困難である。 | ※業務の進行管理や処理状況の把握は一部にとどまり、指示や助言もあまり行わない。 | ※業務の進行管理や処理状況を概ね把握し、必要な時にはある程度の指示や助言を行うことができる。 | ※業務の進行管理や処理状況を常に把握し、必要に応じて適切な指示や助言を行うことができる。 | ※業務の進行管理や処理状況を常に把握し、幅広い視野をもって適切な指示や助言を行うことができる。 | |
意欲・責任感 | 責任感 | ○担当業務について、強い当事者意識をもって遂行しようとする意欲・姿勢を持っているか。 | ※担当職務について最後までやり遂げようとする姿勢に乏しく、途中で投げ出すことがある。 ※困難な課題や状況の変化、失敗などに直面すると、責任逃れをしたり他人任せにしたりする。 | ※担当職務について最後までやり遂げようとする姿勢が弱く中途半端になることもある。 ※困難な課題や状況の変化、失敗などに直面すると、責任を回避することもある。 | ※自分の役割・職責を自覚し、担当職務について最後までやり遂げようとする姿勢が見られる。 ※困難な課題や状況の変化、失敗などに直面しても、概ね回避することなく努力する姿勢が見られる。 | ※仕事の意義や自分の役割・職責を十分自覚し、担当職務について最後までやり遂げようと努力している。 ※困難な課題や状況の変化、失敗などに直面しても、回避することなく全力を傾けている。 | ※仕事の意義や自分の役割・職責を十分理解し、担当職務について最後までやり遂げている。 ※困難な課題や状況の変化、失敗などに直面しても、回避することなく全力を傾け、解決に導いている。 |
意欲・態度 | 積極性 | ○職務に対するチャレンジ意欲や提案意欲を持ち、また新規分野への取り組みや自己啓発意欲などについて積極性を持っているか。 | ※担当業務について自ら疑問や問題意識を持とうとしない。 ※困難な課題や新たな業務に対して、自ら避けることがあり、自主性に欠ける。 | ※担当業務について疑問や問題意識をあまり持たずに前向きに取り組む姿勢が見られない。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲に欠けている。 | ※担当業務について疑問や問題意識を持ち前向きに取り組む姿勢が見られる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲を持ち取り組む姿勢がみられる。 | ※担当業務について常に疑問や問題意識を持って前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、挑戦的な意欲を持ち自主的に取り組んでいる。 ※上司からの指示を待つことなく、自発的に仕事に取り組んでいる。 | ※担当業務や関連業務について常に疑問や問題意識を持って前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対して、常に挑戦的な意欲を持ち積極的に取り組んでいる。 ※上司からの指示を待つことなく、自主的・自発的に仕事に取り組んでいる。 |
協調性 | ○担当職務に支障を来すことなく、職場のチームワークや他部門との連携にプラスになる行動をとっているか。 | ※同僚や上司との意思疎通を図ろうとせず、自分の都合を優先することが多い。 ※周囲の職員が何かを求めていたり困っていても耳を貸そうとしない。 | ※同僚や上司との意思疎通を図ろうと努力する姿勢があまり見られない。 ※周囲の職員が求めていることや困っていることなどにあまり気付かない。 | ※仕事を円滑に遂行するため、同僚や上司との意思疎通を図ろうと努力している。 ※周囲の職員が求めていることや困っていることなどに気付いた時には、対応する努力をしている。 | ※自己の意見を持ちつつ、同僚や上司、関係部門の職員との意思疎通を図り連携をとっている。 ※チームワークの向上に向けて、自発的に調整役を行うなど、周囲と協力体制をとっている。 | ※自己の意見を持ちつつ、自己の立場を考慮して常に同僚や上司、関係部門の職員等との意思疎通を図り、連携をとっている。 ※チームワークの向上に向けて、自発的に調整役を行うなど、周囲と協力体制をとり成果を上げている。 | |
創造性 | ○他からの受け売りではなく、独自の考えや発想を持ち、職務あるいは職場に取りいれようとする姿勢を持っているか。 | ※自ら考える姿勢は見られるものの、すぐに諦めたり人に聞いたりしている。 ※意見や提案を行う姿勢があまり見られない。 | ※時には自分のアイデアを出しているものの、職務に反映はされていない。 ※意見や提案を定期的に行う努力をしている。 | ※自分のアイデアを積極的に職務に取り入れようとする姿勢を持っている。 ※実現可能性がある建設的な意見や創造的な提案をする姿勢を持っている。 | ※自分のアイデアを積極的に職務に取り入れている。 ※実現の可能性がる建設的な意見や創造的な提案を行っている。 | ※独創的なアイデアを持っており、職務の中で明らかな成果を上げている。 ※実現の可能性がある建設的な意見や創造的な提案を行い、職場で取り入れられている。 | |
接遇 | ○丁寧で礼儀正しい接遇態度で、相手から信頼されているか。 | ※あいさつ、電話対応等について、苦情を受けることがある。 ※相手の立場を考えず一方的な対応をすることがある。 ※担当業務以外の問合せには応じず、相手を困惑させることがある。 | あいさつ、電話対応等について、最低限の対応を行っている。 ※相手の立場をあまり考えない対応をすることがある。 ※担当業務以外の問合せには応じる姿勢が弱く、人任せにしがちである。 | ※あいさつ、電話対応等について、概ね丁寧かつ礼儀正しく行っている。 ※相手の立場に立った親切な対応をほぼ行っているが、苦情やトラブルが生じた場合は時に冷静沈着な対応ができないこともある。 ※担当業務以外の問合せにもひととおりの対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、丁寧かつ礼儀正しく行い、相手から信頼を得ている。 ※相手の立場に立った親切な対応をほぼ行っているが、苦情やトラブルが生じた場合も冷静沈着に対応している。 ※担当業務以外の問合せに柔軟な対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、常に丁寧かつ礼儀正しく行い、相手から信頼を得ており、周囲の手本となっている。 ※相手の立場に立った親切な対応をほぼ行っているが、苦情やトラブルが生じた場合も冷静沈着に対応し、相手の理解や納得を得ている。 ※担当業務以外の問合せにも迅速かつ柔軟な対応を行っている。 | |
組合員等指向性 | ○組織内の考え方にとらわれずに、組合員等の意思を幅広く把握し、その立場で施策を展開しているか。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が見られない。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が弱い。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が見られる。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務の遂行をしている。 | ※組合員等のニーズを的確に把握し、その立場に立ち職務を遂行している。 | |
実績 | 正確・迅速性 | ○業務処理について、期限等を遵守し正確に迅速にできているか。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、対応、処理がほとんどできない。 ※突発的な仕事や上司の指示にほとんど対応できない。 ※仕事の内容や結果は、ほとんど期待どおりの結果ではない。 ※専門的な知識・経験を必要とする業務や複雑な作業がほとんどできない。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、対応、処理が最低限できた。 ※突発的な仕事や上司の指示に最低限対応できた。 ※仕事の内容や結果は、最低限の結果であった。 ※専門的な知識・経験を必要とする業務や複雑な作業が最低限できた。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、正確な対応、処理が概ねできた。 ※突発的な仕事や上司の指示に概ね対応できた。 ※仕事の内容や結果は、概ね期待どおりの結果であった。 ※専門的な知識・経験を必要とする相当量の業務や複雑な作業を、労を惜しまず正確かつ迅速に処理し、概ね安定的な成果を上げた。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、期限内に正確な対応、処理が十分できた。 ※突発的な仕事や上司の指示にも十分素早く対応できた。 ※仕事の内容や結果は、十分要求しているとおりの結果であった。 ※専門的な知識・経験を必要とする相当量の業務や複雑な作業を、労を惜しまず正確かつ迅速に処理し、十分安定的な成果を上げた。 | ※定められた手続きや上司の指示に基づき、期限内に迅速で正確な対応、処理が全て確実にできた。 ※突発的な仕事や上司の指示にも素早く適切に全て確実に対応できた。 ※仕事の内容や結果は、全て確実に要求しているとおりの結果であった。 ※専門的な知識・経験を必要とする相当量の業務や複雑な作業を、労を惜しまず正確かつ迅速に処理し、全て確実に安定的な成果を上げた。 |
効率性 | ○仕事の段取りやプロセス、重要性や優先順位を常に考慮し仕事を遂行しているか。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位をほとんど考慮していない。 ※仕事に応じて手段や方法をほとんど工夫していない。 ※他の職員へのアドバイスをほとんどしていない。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位を考慮し最低限仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を最低限工夫していた。 ※手際よく仕事が進められるよう、他の職員にも最低限アドバイスしていた。 | ※仕事の段取りやプロセス、重要度や優先順位を考慮し、手際よく、無駄なく概ね仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫して、概ね計画的に遂行していた。 ※手際よく仕事が進められるよう、他の職員にも概ねアドバイスしていた。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位を考慮し、手際よく、無駄なく十分仕事を遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫して、十分計画的に遂行していた。 ※手際よく仕事が進められるよう、他の職員にも十分アドバイスしていた。 | ※仕事のプロセス、重要度や優先順位を常に考慮するなど時間的観念を持って、仕事を手際よく、無駄なく全て確実に遂行していた。 ※仕事に応じて手段や方法を工夫するとともに、自ら目標を設定して、全て確実に計画的に遂行していた。 ※手際よく仕事が進められるよう、他の職員にも全て確実にアドバイスしていた。 | |
丁寧さ | ○常に分かりやすい説明をし、相手の立場に立った対応を心掛けているか。 | ※説明が分かりにくく、理解や納得がほとんど得られない。 ※苦情やトラブルが生じた場合、ほとんど対応に問題があった。 ※相手方の立場が考えられず、粗雑な対応をほとんどしていた。 ※粗雑な接遇態度で、相手方をほとんど不快な気持ちにさせた。 | ※最低限の説明をし、とりあえず理解が得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合、最低限の対応をしていた。 ※相手方の立場も考えて、最低限対応をしていた。 ※最低限の接遇態度で、相手方に対応していた。 | ※分かりやすい説明をし、理解や納得が概ね得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静に概ね対応していた。 ※相手方の立場も考えて、概ね対応をしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方に概ね対応していた。 | ※親切で分かりやすい説明をし、理解や納得が十分得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静に対応し、相手方の信頼を十分得ていた。 ※相手方の立場も考えて、十分心のこもった対応をしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方から十分信頼されていた。 | ※親切で分かりやすい説明をし、理解や納得が全て確実に得られた。 ※苦情やトラブルが生じた場合でも、冷静沈着に対応し、相手方の信頼を全て確実に得ていた。 ※相手方の立場も考えて、きめの細かい心のこもった対応を全て確実にしていた。 ※礼儀正しい接遇態度で、相手方から好感を持たれ全て確実に信頼されていた。 | |
創意工夫・業務改善 | ○常に問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、業務の工夫又は改善を積極的に行っているか。 | ※前例踏襲でほとんど漫然と仕事をしている。 ※消極的で提案や調整等もほとんどできない。 | ※前例踏襲が基本だが、新しい発想や方法を最低限取り入れる努力をしている。 ※自ら関係部門との調整を最低限行った。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることがなく、問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、工夫し概ね改善を図った。 ※より適切な方策を考え、上司に提案し、自ら関係部門との調整を行うなどして概ね実現した。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることがなく、問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、効果的に進められるよう工夫し十分改善を図った。 ※困難や失敗を恐れず、より適切な方策を考え、積極的に上司に提案し、自ら関係部門との調整を行うなどして十分実現した。 | ※前例踏襲で漫然と仕事をすることがなく、問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、簡素で効果的に進められるよう工夫し全て確実に改善を図った。 ※困難や失敗を恐れず、より適切な方策を考え、積極的に上司に提案し、自ら関係部門との調整を行うなどして全て確実に実現した。 | |
業務実績 | ○課せられた仕事や役割を十分に処理し、業務目標を達成しているか。 | ※報告・連絡・相談を行わず、ほとんど業務目標を達成できていない。 ※組織の一員としての自覚がほとんどない。 ※組織の円滑な業務遂行にほとんど貢献していない。 | ※報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を最低限処理した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、最低限業務を遂行した。 ※業務運営に不可欠な基礎的な仕事を成し遂げ、組織の円滑な業務遂行に最低限貢献した。 | ※報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を処理し、業務目標を概ね達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、組織目標の達成に概ね寄与した。 ※自己の職責を十分認識し、豊富な知識・経験を生かして、業務運営に不可欠な基礎的な仕事を精励して成し遂げ、組織の円滑な業務遂行に概ね貢献した。 | ※適時、適切に報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を処理し、業務目標を十分達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、業務遂行のため、周囲と協力し、組織目標の達成に十分寄与した。 ※自己の職責を十分認識し、豊富な知識・経験を生かして、業務運営に不可欠な基礎的な仕事を精励して成し遂げ、組織の円滑な業務遂行に概ね貢献した。 | ※適時、適切に報告・連絡・相談を行いながら、課せられた仕事や役割を処理し、業務目標を全て確実に達成した。 ※組織の一員としての自覚を持ち、円滑な業務遂行のため、周囲と協力し、組織目標の達成に全て確実に寄与した。 ※自己の職責を十分認識し、豊富な知識・経験を生かして、業務運営に不可欠な基礎的な仕事を精励して成し遂げ、組織の円滑な業務遂行に全て確実に貢献した。 |
別表2 評価基準参考例(能力発揮期)
評価項目 | 評価要素 | 評価基準 | 評価点と評価基準参考例 | ||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |||
能力 | 知識 | ○職務を遂行する上で必要な知識や技術を有した上で、組合員等のニーズや社会動向を把握し、常に新しい知識の吸収に努めているか。 | ※職務を遂行する上で必要な知識や技術、技能がやや不足しており、関連部門に関する全般的な知識が乏しい。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する知識やノウハウが乏しい。 ※組合員のニーズや共済制度(業務)全般、社会全般に関する知識が乏しい。 | ※職務を執行する上で必要な知識や技術・技能をほぼ有しているが、関連部門に関する全般的な知識はやや不足している。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する知識やノウハウがやや不足している。 ※組合員のニーズや共済制度(業務)全般、社会全般に関する知識がやや不足している。 | ※職務を執行する上で必要な基礎知識や技術・技能を有し、関連部門に関し全般的な知識を概ね有している。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する知識やノウハウを概ね有している。 ※組合員のニーズや共済制度(業務)全般、社会全般に関する知識を概ね有している。 | ※職務を執行する上で必要な高度な知識や技術・技能を有し、関連部門に関し全般的な知識を十分に有している。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する十分な知識やノウハウを有している。 ※組合員のニーズや共済制度(業務)全般、社会全般に関する幅広い知識を有している。 | ※職務全般において高度な知識や技術・技能を有し、関連部門に関し全般的な知識を豊富に有している。 ※予算執行や組合会対応など、業務運営に関する十分な知識やノウハウを豊富に有している。 ※組合員のニーズや共済制度(業務)全般、社会全般に関する幅広い知識を豊富に有している。 |
理解力 | ○職務の現状や問題点を認識し、上司からの指示や方針、他の職務との相互関係や変化を正確に把握しているか。 | ※上司の意向や組合員等のニーズを理解できない時が多い。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等を理解できない時が多い。 ※複雑高度な事案ではその内容を理解できない時が多い。 | ※上司の意向や組合員等のニーズを理解できない時がある。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等が理解できない時ある。 ※複雑高度な事案ではその内容を理解できない時がある。 | ※上司の意向や組合員等のニーズを概ね理解し、業務に対応できる。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等を概ね理解し、対応できる。 ※複雑高度な事案ではその内容を概ね理解し、対応できる。 | ※上司の意向や組合員等のニーズを迅速かつ正確に理解し、業務に対応できる。 ※新たな業務ではその目的や必要性、処理手順等を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 ※複雑高度な事案ではその内容を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 | ※上司の意向や組合員等のニーズを迅速かつ正確に理解し、的確に業務に対応できる。 ※新たな業務や突発的な事案でもその目的や必要性、処理手順等を迅速かつ正確に理解し、対応できる。 ※複雑高度な事案であってもその内容を迅速かつ正確に理解し、分析・整理した上で対応できる。 | |
決断力 | ○時期を逸することなく、自己の明確な基準をもって一貫性のある意思決定を行っているか。 | ※所管業務について、上司の指示・助言がないと意思決定ができない。 ※共済制度の動向(社会保障制度の動向)や社会情勢を踏まえた決断ができない。 ※切迫した状況や不測の事態が発生した場合では臨機応変、冷静沈着な決断ができない。 | ※所管業務について、最低限の意思決定ができる。 ※共済制度の動向(社会保障制度の動向)や社会情勢を踏まえた決断がある程度はできる。 ※切迫した状況や不測の事態が発生した場合では臨機応変、冷静沈着な決断ができない時がある。 | ※所管業務について、概ね的確に意思決定ができる。 ※共済制度の動向(社会保障制度の動向)や社会情勢を踏まえ将来を見据えた決断が概ねできる。 ※切迫した状況や不測の事態が発生した場合でも臨機応変、冷静沈着な決断が概ねできる。 | ※所管業務について、時期を逃さず迅速かつ的確に意思決定ができる。 ※共済制度の動向(社会保障制度の動向)や社会情勢を踏まえ将来を見据えた適切な決断ができる。 ※切迫した状況や不測の事態が発生した場合でも臨機応変、冷静沈着に的確な決断ができる。 | ※職務全般において、時期を逃さず迅速かつ的確に意思決定ができる。 ※共済制度の動向(社会保障制度の動向)や社会情勢を踏まえ将来を見据えた迅速かつ適切な決断ができる。 ※切迫した状況や不測の事態が発生した場合でも臨機応変、冷静沈着に迅速かつ的確な決断ができる。 | |
情報活用力 | ○担当職務や関連する仕事に必要な情報を収集し、有効に活用しているか。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を収集する意欲が乏しい。 ※収集した情報の内容を吟味し、必要性を判断した上で関係職員に提供しようとしない。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を収集するが有効に活用する力が欠けている。 ※収集した情報の内容を吟味し、必要性を判断した上で関係職員に提供しようとする姿勢が弱い。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を収集し、取捨選択した上で概ね有効に活用できる。 ※収集した情報の内容を吟味し、必要性を判断した上で関係職員に提供しようとする姿勢が見られる。 | ※職務において必要な情報や関連する情報を幅広い方面から収集し、取捨選択、分析・整理し、有効に活用できる。 ※収集した情報の内容を吟味し、必要性を判断した上で関係職員に提供し、情報を共有できる。 | ※職務全般における情報や関連する情報を幅広い方面から収集し、取捨選択、分析・整理し、有効に活用できる。 ※収集した情報の内容を吟味し、必要性があれば加工した上で関係職員に提供し、情報を共有している。 | |
交渉・折衝力 | ○目標達成のために、組合員及び内部職員等に対して意見や解決策を提案し、相手の真意を理解しつつ最終的に相手を説得し、職務を円滑に進めているか。 | ※相手の話を聞き、自分の意図する内容を説明する力が乏しく、相手に理解させることができない時が多い。 ※いくつかの選択肢を用意せずに、その場の状況に応じた対応ができない。 ※困難な状況に陥ると、冷静に粘り強い対応ができずトラブルを起こしやすい。 | ※相手の話を聞き、自分の意図する内容を説明する力がやや弱く、相手に理解させることができない時が多い。 ※いくつかの選択肢を用意しておくが、その場の状況に応じた対応ができない時がある。 ※困難な状況に陥ると、冷静に粘り強い対応ができない時がある。 | ※相手の話を聞き、自分の意図する内容を説明し、相手に理解させることが概ねできる。 ※いくつかの選択肢を用意しておき、その場の状況に応じた対応が概ねできる。 ※困難な状況に陥っても、冷静に粘り強い対応が概ねできる。 | ※相手の立場や事情を考慮した上で話を聞き、自分の意図する内容を説明し、相手に理解させることができる。 ※いくつかの選択肢を用意しておき、その場の状況に応じた臨機応変な対応ができる。 ※困難な状況に陥っても、冷静に粘り強い対応ができる。 | ※複雑な事案でも相手の立場や事情を考慮した上で話を聞き、自分の意図する内容を説明し、相手に理解させ納得させることができる。 ※いくつかの有効な選択肢を用意しておき、その場の状況に応じた臨機応変な対応ができ、相手の信頼を得ている。 ※困難な状況に陥っても、冷静に粘り強い対応を行い、相手の理解を得ている。 | |
企画・計画力 | ○目標を効果的に達成していくための手段や方策、それを実現するための具体的な手順などを構築した上で職務を進めているか。 | ※広い視野を持ち、社会の変化や共済組合の将来像を踏まえた上で計画を構築することが困難である。 ※日頃から、多角的に物事を見ることができず、状況の変化に応じて計画を進めることができない時が多い。 | ※広い視野を持ち、社会の変化や共済組合の将来像を踏まえた上で計画を構築する力がやや欠けている。 ※日頃から、多角的に物事を見ることがあまり上手ではなく、状況の変化に応じて計画を進めることができない時がある。 | ※広い視野を持ち、社会の変化や共済組合の将来像を踏まえた上で計画を構築することが概ねできる。 ※日頃から、多角的に物事を見ることができ、状況の変化に応じて計画を進めることが概ねできる。 | ※広い視野と洞察力を持ち、社会全体の変化や共済組合の将来像を踏まえて体系的な計画を構築することができる。 ※日頃から、多角的に物事を見ることができ、状況の変化に応じて計画を進めることができる。 | ※広い視野と洞察力を持ち、社会全体の変化や現実的な共済組合の将来像を踏まえて、具体的かつ体系的な計画を構築することができる。 ※日頃から、多角的に物事を見ることができ、状況の変化に柔軟に対応して計画を進めることができる。 | |
実行力 | ○設定した企画や計画がスムーズに進むよう、順序立てた上で実行に移しているか。 | ※組織の目標がスムーズに進むような行動をとろうとせず、実践もしない。 ※疑問や問題意識も持たず、業務改善や事務処理手法の開発をする気がない。 | ※組織の目標がスムーズに進むような行動をあまり起こさず、実践することもあまりない。 ※疑問や問題意識は持っているが、業務改善や事務処理手法の開発を行い、実行に移すことはない。 | ※組織の目標がスムーズに進むよう自ら行動を起こし、実践することがある。 ※疑問や問題意識は持ち、業務改善や事務処理手法の開発を行い、実行に移すことがある。 | ※組織の目標がスムーズに進むよう自ら行動を起こし、実践している。 ※常に疑問や問題意識を持ち、業務改善や事務処理手法の開発を行い、実行に移している。 | ※組織の目標がスムーズに進むよう自ら積極的に行動を起こし、成果を上げている。 ※常に疑問や問題意識を持ち、業務改善や事務処理手法の開発を行い、実行に移して効果を上げている。 | |
自己管理能力 | ○共済組合の職員としての自己管理ができているか。 | ※共済組合の職員としての自らの立場の自覚に乏しく、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理ができない場合が見られる。 | ※共済組合の職員としての自らの立場の自覚がやや弱く、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が最低限はできている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が概ねできている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が十分できている。 | ※共済組合の職員としての自らの立場を自覚し、服務規律やマナー、社会規範や倫理を遵守した自己管理が常にできている。 | |
業務管理能力 | ○業務の優先度を考慮し、組織力を有効に活用して企画・計画した施策の実現を達成しているか。 | ※所管する業務の進行管理や処理状況を殆ど把握しておらず、幅広い視野を持った指示ができない。 ※職員の仕事内容を殆ど理解しておらず、社会要請等による業務の増減や懸案事項の対応等についての業務配分を行うことがない。 | ※所管する業務の進行管理や処理状況を最低限は把握しているが、幅広い視野を持った指示や助言はあまり行わない。 ※職員の仕事内容は最低限理解しているが、社会要請等による業務の増減や懸案事項の対応等についての業務配分はあまり行うことがない。 | ※所管する業務の進行管理や処理状況を把握し、幅広い視野を持った指示や助言を概ね行うことができる。 ※職員の仕事内容をほぼ理解した上で、社会要請等による業務の増減や懸案事項の対応等について、業務配を行うことが概ねできる。 | ※所管する業務の進行管理や処理状況を常に把握し、幅広い視野と責任感を持って適切な指示や助言を行うことができる。 ※職員の仕事内容をほぼ理解した上で、社会要請等による業務の増減や懸案事項の対応等について、適切な業務配を行うことが概ねできる。 | ※所管する業務の進行管理や処理状況を常に的確に把握し、幅広い視野と責任感を持ってタイミングを逃さず適切な指示や助言を行うことができる。 ※職員の仕事内容をほぼ理解した上で、社会要請等による業務の増減や懸案事項の対応等について、適切な業務配を迅速に行うことが概ねできる。 | |
組織管理能力 | ○部下の能力や適性を把握し、適切な事務分担や配置を行い、組織力を最大限に発揮させているか。 | ※部下の能力や適性を殆ど把握しておらず、リーダーシップを発揮できていない。 ※組織の将来の方向性や課題を見据え、施策や事業の執行体制等を検討する意欲がない。 | ※部下の能力や適性は最低限把握しているが、リーダーシップをあまり発揮できていない。 ※組織の将来の方向性や課題を見据え、施策や事業の執行体制等を検討する姿勢が弱い。 | ※部下の能力や適性を把握し、事務分担を行うなどひととおりのリーダーシップを発揮できる。 ※組織の将来の方向性や課題を見据え、施策や事業の執行体制等を検討する姿勢が見られる。 | ※部下の能力や適性を的確に把握し、適切な事務分担を行い職場全体の士気を高めるなど、リーダーシップを発揮できる。 ※組織の将来の方向性や課題を見据え、施策や事業の執行体制等を幅広い視野から検討している。 | ※部下の能力や適性を的確に把握し、最適な事務分担を行い職場全体の士気を高めるなど、リーダーシップを発揮し、部下からの信頼を得ている。 ※組織の将来の方向性や課題を見据え、施策や事業の執行体制等を幅広い視野から常に検討し、必要な時には組織でミーティングを行い、方向性を探っている。 | |
意欲・態度 | 責任感 | ○担当業務について、強い当事者意識を持って遂行しようとする意欲・姿勢を持っているか。 | 自己の職責を自覚し、使命感を持って仕事に取り組む力が乏しい。 ※自己の判断や決定に基づく結果に対する責任を回避することが多く、自らの責任において事態に対処する姿勢が見られない。 | 自己の職責を自覚し、使命感を持って仕事に取り組む力が乏しい。 ※自己の判断や決定に基づく結果に対する責任を回避することが多く、自らの責任において事態に対処する姿勢が見られない。 | 自己の職責を自覚し、使命感を持って仕事に取り組んでいる。 ※自己の判断や決定に基づく結果に対する責任を殆ど回避することなく自らの責任において事態に対処する姿勢が見られる。 | 自己の職責を十分自覚し、強い使命感を持って仕事に取り組んでいる。 ※自己の判断や決定に基づく結果に対する責任を回避することなく自らの責任において事態に対処している。 | 自己の職責を十分自覚し、強い使命感と当事者意識を持って最後まで仕事に取り組んでいる。 ※自己の判断や決定に基づく結果に対する責任を回避することなく自らの責任において最後まで事態に対処し職責を全うしている。 |
積極性 | ○職務に対するチャレンジ意欲や提案意欲を持ち、また新規分野への取り組みや自己啓発意欲などについて積極性を持っているか。 | ※所管業務について、周囲関係者等との協力体制を築かず、前向きな姿勢が見られない。 ※困難な課題や新たな業務に対しては、率先して取り組む意欲がない。 | ※所管業務について、自らは周囲関係者等との協力体制を築くことはせず、前向きな姿勢があまり見られない。 ※困難な課題や新たな業務に対しては、新たな視点や斬新な発想で率先して取り組む姿勢があまり見られない。 | ※所管業務について、自らは周囲関係者等との協力体制を築たり、説得するなど、前向きな姿勢が見られる。 ※困難な課題や新たな業務に対しても、新たな視点や斬新な発想で率先して取り組む姿勢が見られる。 | ※所管業務について、自ら周囲関係者等との協力体制を築たり、説得するなど、前向きに取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対しても、新たな視点や斬新な発想で率先して取り組んでいる。 | ※所管業務や関連業務について、自ら周囲関係者等との協力体制を築たり、説得するなど、積極的に取り組んでいる。 ※困難な課題や新たな業務に対しても、新たな視点や斬新な発想で率先して取り組み成果を上げている。 | |
協調性 | ○担当職務に支障を来すことなく、職場のチームワークや他部門との連携にプラスになる行動をとっているか。 | ※上司や関係部門との意思疎通を図り、連携をとるという姿勢が乏しい。 ※職員同士活発に意見交換が行えるような職場環境づくりに取り組む姿勢がなく、チームワークの向上を図ることができない。 | ※上司や関係部門との意思疎通を図り、連携をとるという姿勢が弱い。 ※職員同士活発に意見交換が行えるような職場環境づくりに取り組む姿勢が弱く、チームワークの向上を図る意欲に欠けている。 | ※上司や関係部門との意思疎通を図り、連携をとっている。 ※職員同士活発に意見交換が行えるような職場環境づくりに取り組む姿勢は持っているが、実行には移せず、チームワークの向上に結び付いていない。 | ※自己の所管の立場を考慮した上で、上司や関係部門との意思疎通を図り、連携をとっている。 ※職員同士活発に意見交換が行えるような職場環境づくりに取り組むなど、チームワークの向上を図っている。 | ※自己の所管の立場や事情を考慮した上で、上司や関係部門との意思疎通を積極的に図り、連携をとっている。 ※職員同士活発に意見交換が行えるような職場環境を積極的につくり、チームワークの向上を図っている。 | |
創造性 | ○他からの受け売りではなく、独自の考えや発想を持ち、職務あるいは職場に取りいれようとする姿勢を持っているか。 | ※自ら考える姿勢は見られるものの、すぐに諦めたり人に聞いたりしている。 ※意見や提案を行う姿勢があまり見られない。 | ※時には自分のアイデアを出しているものの、職務に反映はされていない。 ※意見や提案を定期的に行う努力をしている。 | ※自分の発想やアイデアを積極的に職務に取り入れている。 ※実現可能性がある建設的な意見や創造的な提案を行っている。 | ※自分の発想やアイデアを積極的に職務に取り入れ、効果を上げている。 ※実現の可能性がる建設的な意見や創造的な提案を行い、効果を上げている。 | ※独創的なアイデアを持っており、職務の中で明らかな成果を上げている。 ※実現の可能性がある建設的な意見や創造的な提案を積極的に行い、職場で取り入れられている。 | |
経営感覚 | ○組織の一部門の長として、経営感覚を有しているか。 | ※組織の一部門の長(経営者)として、効率的な業務運営を確保するための経営的感覚を持っていない。 | ※組織の一部門の長(経営者)として、効率的な業務運営を確保するための経営的感覚を持とうとする意欲が弱い。 | ※組織の一部門の長(経営者)として、効率的な業務運営を確保するために必要最低限の経営者感覚を有している。 | ※組織の一部門の長(経営者)として、効率的な業務運営を確保するために必要な経営者感覚を有している。 | ※組織の一部門の長(経営者)として、効率的な業務運営を確保するために常に自己研さんに努め、幅広い経営者感覚を有している。 | |
接遇 | ○丁寧で礼儀正しい接遇態度で、相手から信頼されているか。 | ※あいさつ、電話対応等について、苦情を受けることがある。 ※相手の立場を考えず一方的な対応をすることがある。 ※所管業務以外の問合せには応じず、相手を困惑させることがある。 | ※あいさつ、電話対応等について、最低限の対応を行っている。 ※相手の立場を考えず一方的な対応をすることがある。 ※所管業務以外の問合せには応じる姿勢が弱く、人任せにしがちである。 | ※あいさつ、電話対応等について、概ね丁寧かつ礼儀正しく行っている。 ※相手の立場に立った親切な対応をほぼ行っているが、苦情やトラブルが生じた場合は時に冷静沈着な対応ができないこともある。 ※所管業務以外の問合せにもひととおりの対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、丁寧かつ礼儀正しく行い、相手から信頼を得ている。 ※相手の立場に立った親切な対応を行い、苦情やトラブルが生じた場合も冷静沈着に対応している。 ※所管業務以外の問合せにも柔軟な対応を行っている。 | ※あいさつ、電話対応等について、常に丁寧かつ礼儀正しく行い、相手から信頼を得ており、周囲の手本となっている。 ※相手の立場に立った親切な対応を行い、苦情やトラブルが生じた場合も冷静沈着に対応し、相手の理解や納得を得ている。 ※所管業務以外の問合せにも迅速かつ柔軟な対応を行っている。 | |
組合員等指向性 | ○組織内の考え方にとらわれずに、組合員等の意思を幅広く把握し、その立場で施策を展開しているか。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が見られない。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が弱い。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行しようとする姿勢が見られ、そのための指示や助言を行うときもある。 | ※組合員等のニーズを把握し、その立場に立ち職務を遂行するとともに、そのための指示や助言を行う。 | ※組合員等のニーズを的確に把握し、その立場に立ち職務を遂行するとともに、そのための適切な指示や助言を行う。 | |
実績 | 正確・迅速性 | ○業務処理について、期限等を遵守し正確に迅速にできているか。 | ※組織の要求にほとんど応えられていない。 ※仕事の内容や結果は信頼を置けず、ほとんど任せられない。 ※全体スケジュールを念頭に置いた対応がほとんどできなかった。 | ※組織の要求に最低限応えられていた。 ※仕事の内容や結果は最低限任さられるものだった。 ※全体スケジュールを念頭に置いた対応が最低限できた。 | ※組織の高度な要求に応えられる正確な対応、処理が概ねできた。 ※仕事の内容や結果は概ね信頼のおけるものであり任せられた。 ※全体スケジュールを念頭に置いた対応が概ねできた。 | ※組織の高度な要求にも応えられる正確な対応、処理が十分できた。 ※仕事の内容や結果は十分信頼のおけるものであり、安心して任せられた。 ※常に全体スケジュールを念頭に置いた対応が十分できた。 | ※組織の高度な要求にも応えられる正確で迅速な対応、処理が全て確実にできた。 ※仕事の内容や結果は全て確実で信頼のおけるものであり、安心して任せられた。 ※常に全体スケジュールを念頭に置いた対応が全て確実にできた。 |
効率性 | ○仕事の段取りやプロセス、重要度や優先順位を常に考慮し仕事を遂行しているか。 | ※仕事の方針や優先順位、求める内容、期限等が殆ど明確ではない。 ※仕事の内容や課題の大きさをほとんど見極められていない。 ※職員の仕事の進捗状況をほとんど把握できていない。 ※業務遂行に必要な情報の共有化が図られておらず、組織全体で共通の問題意識を持って仕事にほとんど取り組めていない。 | ※仕事の方針や優先順位、求める内容、期限等を明確に最低限できた。 ※仕事の内容や課題の大きさをほとんど見極められていない。 ※職員の仕事の進捗状況を把握し、状況に応じて指導や支援を行うことが最低限出来た。 ※業務遂行に必要な情報の共有化が図られ、組織全体で共通の問題意識を持って仕事に取り組むことが最低限できた。 | ※仕事の方針や優先順位、求める内容、期限等を明確にし、具体的な指示を出すことが概ねできた。 ※仕事の内容や課題の大きさを見極め自らの責任で判断し、処理することが概ねできた。 ※職員の仕事の進捗状況を把握し、状況に応じて指導や支援を行い、又は仕事の方向性を常に確認するなど、能率的な仕事が概ねできた。 ※業務遂行に必要な情報の共有化を図り、共通の問題意識を持って仕事に取り組めるようにするなど職員の総労働時間短縮に取り組み、能率的な仕事が概ねできた。 | ※仕事の方針や優先順位、求める内容、期限等を明確にし、早めに具体的な指示を出すなど全体として能率的な仕事が十分できた。 ※仕事の内容や課題の大きさを見極め、自らの責任で迅速に判断し、処理するなど無駄のない仕事が十分できた。 ※職員の仕事の進捗状況を把握し、状況に応じて適切な指導や支援を行い、又は仕事の方向性を常に確認するなど、全体として能率的な仕事が十分できた。 ※業務遂行に必要な情報の共有化を図り、組織全体で共通の問題意識を持って仕事に取り組めるようにするなど全体として職員の総労働時間短縮に取り組み、能率的な仕事が十分できた。 | ※仕事の方針や優先順位、求める内容、期限等を明確にし、早めに具体的な指示を出すなど全体として迅速で能率的な仕事が全て確実にできた。 ※常に仕事の内容や課題の大きさを見極め、自らの責任で迅速に判断し、処理するなど無駄のない仕事が全て確実にできた。 ※職員の仕事の進捗状況を把握し、状況に応じて適切な指導や支援を行い、又は仕事の方向性を常に確認するなど、全体として能率的な仕事が全て確実にできた。 ※業務遂行に必要な情報の共有化を図り、組織全体で共通の問題意識を持って仕事に取り組めるようにするなど全体として職員の総労働時間短縮に取り組み、能率的な仕事が全て確実にできた。 | |
状況判断的確性 | ○求められた事案について内容や社会情勢に合わせた的確な処理ができているか。 | ※事案の内容や影響等を見極め、自ら判断処理するもの、上司に報告・相談するものの区別がほとんどできていない。 ※情報の収集や確認を行い、問題点をほとんど整理できていない。 ※社会全般の動向に常に注意を払い、事業の目的や効果、影響等をほとんど考慮できていない。 ※情報の変化を素早くとらえ、自らの判断で適切な対処をすることが、ほとんどできていない。 | ※事案の内容や影響等を見極め、自ら判断処理するもの、上司に報告・相談するものの区別が最低限できた。 ※情報の収集や確認を行い、問題点を整理して上司に報告、相談、調整することが最低限出来た。 ※社会全般の動向に注意を払い、事業の目的や効果、影響等を考慮することが最低限出できた。 ※情報の変化を素早くとらえ、自らの判断で適切な対処をすることが、最低限できた。 | ※事案の内容や影響等を見極め、自ら判断処理するもの、上司に報告・相談すべきものの区別を行い、業務を円滑に進めることが概ねできた。 ※情報の収集や確認を行い、問題点を整理して上司に報告、相談、調整するなどして、素早く解決に向けた方向性を決めることが十分できた。 ※社会全般の動向に注意を払い、事業の目的や効果、影響等を考慮することが概ねできた。 ※情報の変化を素早くとらえ、職員や関係者等の意見を聞き、自らの判断のもとで適切な対処が概ねできた。 | ※事案の内容や影響等を見極め、自ら判断処理するもの、上司に報告・相談すべきものの区別を的確に行い、業務を円滑に進めることが十分できた。 ※情報の収集や確認を的確に行い、問題点を整理して上司に報告、相談、調整するなどして、素早く解決に向けた方向性を決めることが十分できた。 ※社会全般の動向に常に注意を払い、事業の目的や効果、影響等を考慮し、将来の方向を見極めた処理が十分できた。 ※情報の変化を素早くとらえ、職員や関係者等の意見を十分に聞き、自らの判断のもとで適切な対処が十分できた。 | ※常に事案の内容や影響等を見極め、自ら判断処理するもの、上司に報告・相談すべきものの区別を的確に行い、業務を円滑に進めることが全て確実にできた。 ※情報の収集や確認を的確に行い、問題点を整理して上司に報告、相談、調整するなどして、素早く解決に向けた方向性を決めることが全て確実にできた。 ※社会全般の動向に常に注意を払い、事業の目的や効果、影響等を考慮し、将来の方向を見極めた処理が全て確実にできた。 ※情報の変化を素早くとらえ、職員や関係者等の意見を十分に聞き、自らの判断のもとで適切な対処が全て確実にできた。 | |
創意工夫・業務改善 | ○常に問題意識を持ち、新しい発想や方法を取り入れるなど、業務の工夫又は改善を積極的に行っているか。 | ※所管・担当業務に対する問題意識をほとんど持っていない。 ※消極的で提案や調整等もほとんどできていない。 ※既存の制度、体制、運用に安住している。 | ※所管・担当業務に対する問題意識を持ち、取り組み改善を最低限図った。 ※自ら関係部門との調整を最低限行った。 ※既存の制度、体制、運用に安住せず、新たな仕組みを考え模索し、最低限改善を図った。 | ※所管・担当業務に対する問題意識を持ち、新しい発想や方法の導入について、具体的な指示を出し改善を概ね行った。 ※より適切な方策を考え、上司に提案し、自ら関係部門との調整を行うなどして概ね実現した。 ※既存の制度、体制、運用に安住せず、適切だと思われる新たな仕組みを考え模索し、その実現に向けて具体的な指示を出し、また自らも行動し、概ね改善を図った。 | ※常に所管・担当業務に対する問題意識を持ち、新しい発想や方法の導入について、具体的な指示を出し、また自らも積極的に取り組み改善を十分図った。 ※困難や失敗を恐れず、より適切な方策を考え、積極的に上司に提案し、自ら関係部門との調整を行うなどして十分実現した。 ※既存の制度、体制、運用に安住せず、最も適切だと思われる新たな発想や仕組みを常に考え模索し、その実現に向けて具体的な指示を出し、また自らも積極的に行動し、十分改善を図った。 | ※常に所管・担当業務に対する問題意識を持ち、新しい発想や方法の導入について、具体的な指示を出し、また自らも積極的に取り組み改善を全て確実に図った。 ※困難や失敗を恐れず、より適切な方策を考え、積極的に上司に提案し、自ら中心となって関係部門との調整を行うなどして全て確実に実現した。 ※既存の制度、体制、運用に安住せず、最も適切だと思われる新たな発想や仕組みを常に考え模索し、その実現に向けて具体的な指示を出し、また自らも積極的に行動し、全て確実に改善を図った。 | |
業務実績 | ○課せられた仕事や役割を十分に処理し、業務目標を達成しているか。 | ※担当・所管業務の目的、効果、影響等をほとんど認識していない。 ※職員の状況への目配りがほとんど足りない。 ※所管業務の精査をほとんど行わない。 ※所管する部門の仕事の優先順位をほとんど見極めていない。 ※職員の能力や意欲をほとんど発揮させていない。 | ※担当・所管業務の目的、効果、影響等を認識し、業務目的を最低限達成した。 ※職員の状況に目を配り、職員を指導しながら課題の解決に最低限取り組めた。 ※所管業務の見直し・廃止を上司に最低限提案した。 ※所管する部門の仕事の優先順位を見極め、業務目的を最低限達成した。 ※職員の能力や意欲を発揮させて、最低限課題を解決した。 | ※担当・所管業務の目的、効果、影響等を認識し、仕事の内容が優れているなど業務目的を概ね達成した。 ※職員の状況に目を配り、問題や課題に対するヒントを与えるなど、職員を指導しながら課題の解決に取り組み、効果的に概ね解決した。 ※所管業務を精査し、業務の見直し・廃止を上司に提案し、見直し・廃止を概ね実現した。 ※所管する部門の仕事の優先順位を見極め、具体的な方向性を示し、業務目的を概ね達成した。 ※職員の能力や意欲を発揮させて、組織の士気を高め、概ね課題を解決した。 | ※担当・所管業務の目的、効果、影響等を認識し、仕事の内容や出来栄えに優れているなど業務目的を十分達成した。 ※職員の状況に目を配り、問題や課題に対するヒントを与えるなど、職員を指導しながら課題の解決に取り組み、効果的に十分解決した。 ※所管業務を精査し、業務の見直し・廃止を積極的に上司に提案し、必要な方法を尽くして見直し・廃止を十分実現した。 ※所管する部門の仕事の優先順位を見極め、自ら指揮を執り又は具体的な方向性を示し、業務目的を十分達成した。 ※職員の能力や意欲を発揮させて、組織全体の士気を高め、十分課題を解決した。 | ※担当・所管業務の目的、効果、影響等をよく認識し、仕事の内容や出来栄えに大変優れているなど業務目的を全て確実に達成した。 ※職員の状況に目を配り、問題や課題に対する具体的なヒントを与えるなど、職員を指導しながら積極的に率先して課題の解決に取り組み、効果的に全て確実に解決した。 ※常に所管業務を精査し、業務の見直し・廃止を積極的に上司に提案し、必要な方法を尽くして見直し・廃止を全て確実に実現した。 ※積極的に所管する部門の仕事の優先順位を見極め、自ら指揮を執り又は具体的な方向性を示し、業務目的を全て確実に達成した。 ※職員の能力や意欲を発揮させて、組織全体の士気を高め、全て確実に課題を解決した。 | |
指導育成実績 | ○職員の行動や状況をよく把握し、時期を逃さず、具体的で効果的な指導を行っているか。 | ※職員の行動や状況をほとんど把握していない。 ※職員の適性に応じた指導方法をほとんど工夫していない。 ※職員の経験や能力に応じた仕事をほとんどさせていない。 ※職員の自己研鑽への支援や研修への参加の機会の提供をほとんどしていない。 ※職員の能力、適性等の特性をほとんど掴んでいない。 ※職員の創意工夫や自主性をほとんど尊重していない。 | ※職員の行動や状況を把握し、指導を最低限行った。 ※職員の適性に応じた指導方法を最低限工夫した。 ※職員の経験や能力に応じた仕事を最低限させた。 ※職員の自己研鑽への支援や研修への参加の機会の提供を最低限行った。 ※職員の能力、適性等の特性を十分掴んで計画的な育成を最低限行った。 ※職員の創意工夫や自主性を尊重するとともに、指導を最低限行った。 | ※職員の行動や状況を把握し、具体的な指導を概ね行った。 ※職員の能力、適性に応じて指導方法を概ね工夫した。 ※職員の経験や能力に応じた仕事をさせ、仕事への意欲を概ね高めた。 ※職員の自己研鑽への支援や研修への参加の機会の提供を概ね行った。 ※職員の能力、適性等の特性を十分掴んで計画的な育成を概ね行った。 ※職員の創意工夫や自主性を尊重するとともに、適切な指導を概ね行った。 | ※職員の行動や状況をよく把握し、時期を逃さず、具体的で効果的な指導を十分行った。 ※職員の性格、能力、適性に応じて効果的な指導方法を十分工夫した。 ※職員の経験や能力に応じて仕事にチャレンジさせ、仕事への参加意識や意欲を十分高めた。 ※職員の自己研鑽への支援や研修への参加の機会の提供を十分行った。 ※職員の能力、適性等の特性を十分掴んで計画的な育成を行い、能力を十分向上させた。 ※職員の創意工夫や自主性を尊重するとともに、適切な指導を行い、仕事への参加意識や意欲を十分高めた。 | ※職員の行動や状況をよく把握し、時期を逃さず、具体的で効果的な指導を迅速に全て確実に行った。 ※職員の性格、能力、適性に応じて効果的な指導方法を全て確実に工夫した。 ※職員の経験や能力に応じて仕事にチャレンジさせ、仕事への参加意識や意欲を全て確実に高めた。 ※職員の自己研鑽への支援や研修への参加の機会を提供し全て確実に行った。 ※職員の能力、適性等の特性を十分掴んで計画的な育成を行い、能力を全て確実に向上させた。 ※職員の創意工夫や自主性を尊重するとともに、適切な指導を行い、仕事への参加意識や意欲を全て確実に高めた。 |
別表3 5段階評価レベル表
レベル | 基準 | 内容 |
5 | 極めて優れている | 求められる評価基準をはるかに上回っている |
4 | 優れている | 求められる評価基準を十分満たしている |
3 | ほぼ満足できる | 求められる評価基準をほぼ満たしている |
2 | やや物足りない | 評価基準は満たしていないが、大きな支障はない |
1 | 努力が必要 | 評価基準を満たしておらず、かなり努力が必要 |
別表4 最終評価基準表
最終評価点 | |
A | 4.50以上 |
B | 3.50以上で4.50未満 |
C | 2.50以上で3.50未満 |
D | 1.50以上で2.50未満 |
E | 1.50未満 |
別表5 評価者区分表
評価対象者 | 第1次評価者 | 第2次評価者 |
事務局次長、施設長、出納長、監査室長、参事 | 事務局長 | ― |
課長、主幹、課長補佐 | 事務局次長、施設長、出納長、監査室長、参事 | 事務局長 |
その他の職員 | 課長 | 事務局長 |
別表6 ウェイト付け基準表
職種 | 活用対象 | 能力 | 意欲・態度 | 実績6月期 | 実績12月期 |
管理職 | 昇任昇格 | 40 | 30 | 15 | 15 |
昇給 | 20 | 30 | 25 | 25 | |
管理職以外 | 昇任昇格 | 40 | 30 | 15 | 15 |
昇給(4級以上) | 40 | 30 | 15 | 15 | |
昇給(1級~3級) | 40 | 40 | 10 | 10 |
第1―(1)号様式 評価シート1(能力開発期)
第1―(2)号様式 評価シート1(能力活用期)
第1―(3)号様式 評価シート1(能力発揮期)
第1―(4)号様式 面接記録シート
第1―(5)号様式